2008.10.22

あおむし君

あおむし君
にょっきん、にょっきん。
公園の芝生の上を、大きなあおむし君が機嫌よく横断中です。


「なーんだ、これ??」
同じく公園で遊んでたムスメが、あおむし君をみつけた様子。
子どもの目線は低いから、大人が見過ごしてるものを見つけるのだ。

オレが、そこに落ちてた葉っぱであおむし君をつつくと、
それを見てムスメも、同じようにつつきだした。

「なんか、つっくいた(くっついた、の意)よ。」とムスメ。
つれた!
あおむし君が、ムスメの持ってた葉っぱに食いついたのだった。
…うーん、ミラクルや。
ゲラゲラ笑うヨメ。

「とうさん、みてみて!おもしろいでしょー、これ。」
とくいげ。
釣れたあおむし君をオレに見せて、喜ぶムスメ。
カメラのピントが合いにくいので、オレは下がってシャッターをきる。
ムスメは、手にした葉っぱ&あおむしを、この後どうしていいかわからん様子。

「とうさんに、これ、あげるー!」とこっちに来るムスメ。
そんなもんいらんし、ピントを合わせるためにさらに下がるオレ。
あげるー!
さらに近づくムスメ。下がるオレ。追いかけるムスメ。下がるオレ。
ムスメが駆け足になってきたので、カメラをおろして受け取ってやろうと思った。
その瞬間。
「ポテッ。」

あおむし君が振動で葉っぱから口を離して落ちたのだった。
「あ。」
…と思ったときには、ムスメの次の一歩があおむし君の上に降りた。真上に。
ムスメは気づかず、オレのとこに来て、葉っぱだけ渡してくれたのだった。

おそるおそるあおむし君を見ると、外傷はないようで、中身も外には出てきてなかった。
ちゃんと動いてたし、大丈夫…だったらいいなぁ。
その後はしらんけど。

あのあおむし君に、無事に空を飛べる日がきますように。
元気でなかったら、ごめんなさい。
ムスメの分も謝ります。
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